保険適用を考慮したPMTCの受診

保険適用内PMTCと保険適用外PMTC
歯科医院等でPMTC治療として提供されている場合は、大抵が医療保険適用外のPMTC治療ではありますが、歯科医院によるところが大きいものの、実は医療保険適用内で、PMTC治療を受けることもできます。
どのような形で医療保険適用内のPMTC治療が提供されているかというと、虫歯や歯周病治療における口内クリーニングや歯科健診における口内クリーニングがこれにあたり、歯科医院ごとの違いが激しいものの、いずれもPMTC治療です。
医療保険適用内のPMTC治療と医療保険適用外PMTC治療の違いは、審美目的であるか否かの一点に尽き、歯科治療の一環としてのPMTC治療は医療保険が適用され、審美歯科の一環としてのPMTC治療は医療保険の適用外となります。
保険適用内での受診か保険適用外での受診か
PMTC治療には医療保険適用内での受診と、医療保険適用外での受診の二通りの受信方法がありますが、それぞれのメリットとデメリットについて触れてみましょう。
まずは、医療保険適用内のPMTC治療ですがこちらのメリットは、医療保険が効くことで、デメリットは医療保険の適用範囲内でしか通院できないために、定期的な通院が難しく予防歯科治療としての効力を十全に発揮できないことです。
対して、医療保険適用外のPMTC治療のメリットは、定期的な通院によってPMTCの予防歯科治療としての効果が十分に発揮でき、審美歯科としての効果も高まること、デメリットとしては医療保険による補助が受けられないこととなります。
結局、自身の口内環境の維持のためにいくらまでの医療費を出せるかにかかっており、予算に余裕が無ければ医療保険適用内での受診がお勧めですし、予算に余裕があれば医療保険適用外での受診がお勧めです。